マリア・レジーナ・ザイドルホーファーはブラジルのサン・パウロで生まれ、ディノラ・デ・
カルヴァロ教授の下でピアノを学び始める。すでに幼少の頃より、オーケストラとの共演、
ソロ・リサイタルを多数行う。
ウィーン国立アカデミー(現ウィーン国立音楽大学)にてブルーノ・ザイドルホーファー教授に師事し、同校を優秀な成績で修了、師のアシスタントとして各地のマスターコースで活躍する。
その後、多くの候補者の中から特に選ばれ、ウィーン国立音楽大学においてピアノクラス指導教授に就任。
オーストリア政府より文化学術名誉十字章を、また、国際文化交流における優れた功績が認められ、ブラジル政府よりリオ・ブランコ勲章を授与される。
フランス、オランダ、ドイツ、フィンランド、アメリカ、日本、ブラジル、オーストリア等、国際的に
コンサート、マスターコース、公開講座を多数開催している。
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